@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00001011, author = {菅谷, 有子}, issue = {1}, journal = {文学部紀要, Bulletin of the Faculty of Language and Literature}, month = {1999-10-01, 2011-02-14}, note = {中国人学習者の連体修飾節のテンス・アスペクトの誤用分析から、誤用の要因に動詞の類型の把握が関与していることを示し、習得促進には日中両言語の動詞の類型の差異に注意を払うことを提案した。 分析対象は96・97年度の文教大学留学生別科の中国・台湾の学生の作文で、誤用を次の5つの型に分類した。 【I型】タ形をル形とした誤用;【II型】ル形をタ形とした誤用;【III型】テイル形をル形とした誤用;【IV型】ル形をテイル形とした誤用;【V型】その他。 ①I型では、文末の誤用は状態的述語の過去テンスであったが、連体修飾節では動作動詞に誤用が現れた。②III型では、文末の誤用は結果状態のテイル形に問題があったが、連体修飾節では動作動詞のテイル形に問題があった。③タ形の形容詞的用法は、I型やV型の品詞や自・他動詞の混同としても現れた。④V型では、漢語動詞の名詞部分のみを使用し、アスペクトの選択を回避するものがあった。 テンス・アスペクトの指導に際しては、学習者に動詞の意味的特徴を意識させること、また日中両語で意味的に類似する語でも類型としては異同があることに注意を向けさせるべきと考える。}, pages = {19--39}, title = {中国人学習者のテンス・アスペクトの誤用 : 連体修飾節を中心に}, volume = {13}, year = {} }