@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00001024, author = {中村, 憲治}, issue = {2}, journal = {文学部紀要, Bulletin of the Faculty of Language and Literature}, month = {1999-03-01, 2011-02-14}, note = {高山樗牛は、その生涯において思想的な移行を繰り返した人であった。そしてその最後の移行が「ニーチェから日蓮へ」であった。樗牛はニーチェに強く惹かれた。思想に惹かれただけではない。人間ニーチェに最も強く惹かれたのである。樗牛はニーチェに「文学者の崇高偉大な天職」の自覚を観た。そして自らも文学者の崇高偉大な天職の自覚を持ったのではないだろうか。そしてその自覚が日蓮へと傾斜させたのではあるまいか。樗牛は日蓮により強い自覚を、より大きな信念を観たのだと思う。そしてそれを観ることが出来たのは、樗牛自身がその自覚を持つことによって内的に変化した、すなわち拓(ひら)かれたからだと、私は思うのである。}, pages = {63--75}, title = {ニーチェから日蓮へ<樗牛の場合> : 後編}, volume = {12}, year = {} }