@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00001032, author = {王, 順隆}, issue = {1}, journal = {文学部紀要, Bulletin of the Faculty of Language and Literature}, month = {1998-10-01, 2011-02-14}, note = {1980年代に入って、古くから刊行されてきた広東省潮汕地区の通俗唱本「潮州歌冊」がようやく世間に紹介されるようになった。発表された叙録を見ると、潮州歌冊は質にしても、量にしても呉語の弾詞、粤語の木魚書と肩を並べるほど立派な曲芸唱本の一つである。 しかし、多くの中国民間通俗芸能と同じように、早期の文献記録が現在まったく存在せず、発生当時の様子をうかがうことが出来ないのである。80年代以降の潮汕籍研究者達は潮州曲芸や潮州歌冊の源を探ろうと明の潮州戯文と関連付けて、その起源を明の時代に溯った。 本稿は潮州歌冊を概観し、名称の問題、起源の問題と唱本復刻の問題について「外地人」の立場から今まで研究上のいくつかの盲点を指摘して、個人の意見をまとめてみた。巻末に1990年代に復刻された潮州歌冊の書目を参考に附した。}, pages = {18--34}, title = {「潮州歌冊」研究中的幾個問題}, volume = {12}, year = {} }