@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00001035, author = {上林, 洋二}, issue = {1}, journal = {文学部紀要, Bulletin of the Faculty of Language and Literature}, month = {1998-10-01, 2011-02-14}, note = {「AがBだ」という形の文を「指定文」と呼んだが、実は指定文はガ格に限らず、他の格に関するものも存在する。指定ということに関してガ格と他の格とで差がある、つまり、指定文においてガ格の名詞句は必ず指定項になるのに対し、他の格はそうとは限らないという違いがあるように一見思われるが、実はその見かけの差は「新から旧への原則」を仮定することによって、つまり文頭にあるものが指定項、すなわち焦点と解釈されやすいと考えることによって、解消される。また「AがBだ」という形の文は必ず指定文であるかのように考えられてきたが、そうとは限らない。「AがBだ」が特別な形なのではなく、他の文と同じく中立叙述の可能性もあるが、「新から旧への原則」や他の条件が加わることにより、指定文と解釈されやすいと考えることによって、統一的な説明ができる。}, pages = {99--109}, title = {「新から旧への原則」と指定}, volume = {12}, year = {} }