@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00001736, author = {舘野, 由香理}, issue = {1}, journal = {文学部紀要, Bulletin of the Faculty of Language and Literature}, month = {2012-09-01, 2012-10-16}, note = {「半濁音化」とは、漢語に関していえば「絶品ゼッピン」「審判シンパン」のように、入声音・鼻音の後でハ行子音がp音になることをいう。しかし、入声音・鼻音に続いたハ行子音がすべて半濁音化するわけではない。唇内入声音-p(例:「執筆シッピツ」)・舌内入声音-t(例:「吉報キッポウ」)および唇内鼻音-m(例:「音符オンプ」)・唇内鼻音-n(例:「散髪サンパツ」)にハ行子音が続く場合には規則的に半濁音化するのに対して、喉内入声音-k(例:「国宝コクホウ」)と喉内鼻音-ŋ(例:「公平コウヘイ」)にハ行子音が続く場合には規則的に半濁音化しない。助数詞の場合には「一発イッパツ」「七発シチハツ」、「三発サンパツ」「三本サンボン」のように、半濁音化するか否かには規則性が見られず複雑である。小論では、現代漢語における半濁音化の実態について調査し、それをもとに半濁音化の条件について分析する。}, pages = {23--51}, title = {現代日本漢語におけるハ行子音の半濁音化について}, volume = {26}, year = {} }