@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:02002171, author = {南雲, 功 and Nagumo, Isao}, journal = {生活科学研究, Bulletin of Living Sciences}, month = {Mar}, note = {個々の学問における学習や研究の目的について論じられる。それは、知的好奇心追求と、実利追求に大別できる。学を辞書的に「体系化された知識」とするならば、学の発展により包括的概念へと一般化、抽象化されていく。すると、学の目的は学自体の目的へと変質する。それは、学の哲学であり、学の目的論(teleology)となる。学をその研究対象により、自然系の「自然」、社会系の「人間の関係性」、人文系の「人の内的活動」の三群に分けてみると、各々のめざす理念的目的は異なるものとなる。この理念的目的は、当初の諸学の個別目的から離れ、普遍的な理念を探究する活動へと導いているかのように、目的論的に学が進展することになる。そのような普遍的理念が実在している保証はない。それにもかかわらず、三群の理念の調和による、究極的目的は、人の不断の意志と努力で探求され、継続されることが望まれる。}, pages = {79--89}, title = {学の目的論}, volume = {46}, year = {2024}, yomi = {ナグモ, イサオ} }