@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00002296, author = {久保村, 里正 and クボムラ, リセイ and Kubomura, Risei}, journal = {文教大学教育学部紀要, Annual Report of the Faculty of Education Bunkyo University}, month = {2013-03-01, 2013-04-10}, note = {基礎造形教育法は教員の質や学生の資質による教育効果のムラを低減する教育法であるが、課題によっては学生の表現志向の影響で教育効果に差が発生する場合がある。学生の表現志向は「具象的表現」と「抽象的表現」があるが、学生がどの様にして、その様な表現に至ったかというプロセスについては課題が残った。そこで本研究では久保村が継続的に研究を進めてきた基礎造形教育法を用いた授業の改善を視野に入れた、表現の発生プロセスについて調査を行った。調査方法は質問紙法とし、動物の記憶画を描かせるとともに、その動物に対する印象(イメージ語)を自由記述法で簡潔に書かせ、それぞれの動物に対する心的イメージが、どの様に記憶画として表現・可視化されるのかを分析した。調査の結果、以下のことが明らかになった。①ライオン、ゾウ、クジラのように全体的にイメージ語が統一、固定化されているものは忠実に描かれる傾向がある。②比較的、絵が上手い2群の中で、写実的表現群の作品はイメージ語と図像の関係が強く表れるが、キャラクター的表現群は関係性が薄い表現となっている。③視覚化のメカニズムは、心的イメージから視覚化を行うのではなく、ビジュアルイメージから直接的に視覚化される傾向が強い。}, pages = {135--150}, title = {心的イメージの可視化プロセスと表現}, volume = {46}, year = {} }