@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00002490, author = {岡部, 康成 and 王, 晋民}, journal = {生活科学研究, Bulletin of Living Science}, month = {2013-03-01, 2013-05-16}, note = {本研究では、東日本大震災後の専門家と一般市民の原子力発電に対する諸側面の評価および社会的受容の決定因の違いを検討するために、岡部・王(2013)が専門家に実施した調査を大学生106名に実施し比較した。その結果、原子力発電技術や原子力関連産業、事故発生時の対応の評価は、原子力の専門家と大学生や非当該専門家(原子力以外の科学技術の専門家)では異なる傾向があった。一方、事故の責任やリスクコミュニケーションの評価は、大学生と原子力の専門家の評価の違いは小さく、非当該専門家は大学生や原子力の専門家よりも否定的に評価する傾向があった。また、大学生の原子力発電の利用についての決定要因は、非当該専門家が重視する社会的必要性(岡部・王、2013)ではなく、直感的な恐ろしさと日常生活におけるメリットの認知であった。これらの結果から、原子力発電の利用に関する震災発生後の社会的混乱の背景要因は、原子力発電に関する諸側面に対する専門家(非当該専門家を含む)と一般市民の評価の違いではなく、両者の社会的受容における決定要因の違いであることが示唆された。これらの結果を踏まえ、リスクに関する意思決定における感情の重要性について議論した。}, pages = {73--83}, title = {原子力発電のリスク認知や事故対応の評価、社会的受容における決定要因に関する東日本大震災発生後の専門家と大学生の相違点}, volume = {35}, year = {} }