@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00002790, author = {高井, 和夫}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of the Faculty of Education}, month = {2013-12-01, 2013-12-20}, note = {本研究では、幼少年の身体活動量の向上に貢献する心理社会的要因に関する研究動向を概観するとともに、今後求められる幼少年期における体力向上施策を展望した。幼児期運動指針を始めとして、エビデンスに基づく体力向上に関わる実践方策の立案と実行化が施されている。子どもの身体活動量の規定因にかかわる総説を概観したところ、幼児・児童期には保護者を中心とする意識向上と参加推進、周辺環境の整備、さらに以後の青少年期での活動量の保持と継続につながる活動の受け皿等の環境整備、仲間・指導者・家族といった重要な他者の理解と支援、が重要な貢献要因である。特に活動量の低下が顕著となる思春期の女児・女性徒に対しては、ナショナル・ミニマム、競技性、健康・体力増進、あるいは健全発達など「期待される」在り方に止まらぬ、個々人の参加障壁を緩和させるきめ細やかな対応策が求められる。幼少年期の身体活動量向上による心理社会的恩恵への貢献の可能性が期待されるが、この発達期に運動離れと運動嫌いが拡大するという逆説も根強くあるゆえ、大所高所の施策に止まらず、個々人の各水準に適応的にフィットした具体的な実効策の立案と実行化が今後の在り方として期待される。}, pages = {33--43}, title = {幼少年期の身体活動を支える心理社会的要因の研究動向}, volume = {47}, year = {} }