@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00000282, author = {大橋, ゆか子}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of The Faculty of Education}, month = {2008-12-01, 2009-10-15}, note = {新学習指導要領が提起している各教科を横断的に貫く「言語表現力の育成」を,理科教育において生かす取り組みを考察する.理科においては,実験・観察を行った場合のレポート作成について文章指導が考えられる.実験・観察結果の記録を授業で活用する際に,教師は目的とする結果とそれ以外の結果を無意識のうちに選別している.この状態で,レポート作成に関する表現力育成を強化しても理科教育としての成果は深まらない.実験は実際に行うことに意味があり,全ての結果は優劣のない事実である.「全ての事実を簡潔にありのままに表現する力」を育成することにより,学習目標を達成すると共に,次の疑問や発見を導き出す力を育成することができる.この方式が定着すれば,規則からはずれた性質を示す事が多い身の回りの物質を,学習対象に取り入れることができる.自然は規則通りではなく,弱い相互作用によるバラツキを伴うことを理解し,バラツキを調整する方法を考えることが,今後の科学・技術を評価し開発する為に重要な要素である.本気で結果を表現する技能と習慣を身につけることにより,自然の規則をそれがもつバラツキと共に理解することができ,知識・技能・考え方の活用能力が高まっていく.}, pages = {79--84}, title = {理科教育における言語表現能力育成の取り組み}, volume = {42}, year = {} }