@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00000283, author = {山縣, 朋彦}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of The Faculty of Education}, month = {2008-12-01, 2009-10-15}, note = {Sloan Digital Sky Survey(SDSS)の観測によってまとめられた,天の赤道の南銀河半球(|δ| < 1.266 °,20h34m <α< 4h00m)の,約140 平方度にわたるおよそ100 万個の標準星データを利用して,スターカウント解析を行った.解析に際しては,SDSS のugriz カラーバンドを標準のJohnson UBV バンドに変換し,銀経銀緯にもとづいて14 天域に分け,各天域でB-V のスターカウントヒストグラムとした.観測を再現するモデルはYamagata & Yoshii(1992 ; YY)をベースにした.Chen et al.(2001)は,SDSS のデータを使って,独自にスターカウントのモデル解析を行っている.また,Juric et al.(2008)は同じくSDSSの最新データを使って個々の恒星の距離指数を求めることによって,銀河系の広い部分で恒星の3 次元密度分布を出して,銀河系のモデル解析を行っている.これら2 つの最近発表された銀河系モデルの結果は,従来のYY のモデルに対して,thick disk やhalo の形や密度の値が異っている.特にhalo の形について,YY は軸比0.84 で丸いが,彼らは扁平な0.55-0.64 という結果になっている.そこで,本論文では,彼らのパラメータとYY のパラメータで,それぞれ14 天域についてモデルの再現を行い,SDSS 標準測光データと比較することによって,各モデルの妥当性を定性的に検証した.その結果,YY が示した銀河系モデルは,最新のSDSS データでも十分妥当なものであることが分かった.}, pages = {85--101}, title = {標準銀河系モデルの構築 : SDSS 標準測光データによる検討}, volume = {42}, year = {} }