@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00002942, author = {千葉, 聡子}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of the Faculty of Education}, month = {2014-12-01, 2014-12-20}, note = {家庭教育をめぐっての議論は多様であり,例えばペアレントクラシーとして示される教育熱心な「教育する家族」が格差問題を牽引すると指摘される一方で,教育基本法の改正により家庭教育条項が新設されたことに見られるように,家族の教育責任が強調され,家庭が教育力を強めることが求められている.このように家族に期待される教育がとらえづらい現状について,本稿では,この家庭教育を検討する前提となる現在の家族の性格を理解するために,家族文化と家族法の観点から家族を観察した.その結果,家族の個人化の進行及び学校教育の拡大により,家族としての文化継承が難しい状況が生まれており,家族法も家族内の弱者の生活を守れない状況にあることを示した.この結果を受けて,家庭教育の成立の前提として,家族のもつ集団性を守ることの必要性を示した.}, pages = {47--59}, title = {家庭教育が成立するための条件とは何か : 近代社会の中で集団としての家族を取り戻す必要性}, volume = {48}, year = {} }