@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00003003, author = {益田, 勉}, journal = {生活科学研究, Bulletin of Living Science}, month = {2015-03-01, 2015-03-30}, note = {高齢期のキャリア発達に関しては、老年社会学における活動理論や離脱理論の検討、最近の老年性超越理論の提唱などをさまざまな理論的研究が行われてきた。しかし、実証的研究の蓄積は、これまでのところ必ずしも多いとはいえない。本研究では、他者や社会との関係性のうえでキャリアをとらえようとするキャリア発達理論の流れを概観したうえで、40歳から70歳までの1000人を対象とする質問紙調査を通じて、家族関係、友人関係、職場関係など様々な人間関係の変化とキャリア発達との関係を分析した。その結果、60歳代の後期キャリアにおける社会的関係性の変化とキャリア発達との関係について、関係性の獲得を通じた発達と関係性の喪失を通じた発達とがともにあることが示唆される結果が得られた。また今後の課題として、後期キャリアの研究はその多次元性をどのように記述し変数化するかが大きなテーマになるであろうことが議論された。}, pages = {27--40}, title = {キャリア・ネットワークと後期キャリア発達}, volume = {37}, year = {} }