@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00000301, author = {霜田, 浩信}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of The Faculty of Education}, month = {2004-12-01, 2009-10-15}, note = {本研究では,発達障害児1名に対して要求言語を形成する際,指導場面に導入した環境統制の強い自己充足困難な遊具・遊びと統制の弱い自己充足可能な遊具・遊びの条件における指導機会の経緯を分析をした.その結果,指導者が要求行動の弁別刺激として十分機能することと対象児が標的行動の表出が可能になることの条件が整うことによって,統制力の弱い自己充足可能な遊具・遊びにおいても一人遊びに転じることなく,また指導全体を通じて,遊びが飽和することなく要求言語形成の指導機会を確保することができることが示唆された.\n要求言語を形成する指導において,環境統制された指導場面の中に,対象児の好みを優先して統制の弱い遊具・遊びを導入することの利点として,次の3点が考えられた. ①要求充足者への働きかけを促進し,指導機会を増加させることができる.②一つ一つの遊びという強化子が飽和することなく,強化機能は高いまま維持しつづけることができる.③ひとりで遊ぶことよりも要求充足者と一緒に遊ぶことの方が,強化価が高まり,より社会的な遊びへと変化が起こる.}, pages = {49--59}, title = {発達障害児における要求言語形成手続きの検討II : 自己充足困難な遊具・遊びと自己充足可能な遊具・遊びとの比較を通して}, volume = {38}, year = {} }