@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00003015, author = {佐藤, ひろみ and サトウ, ヒロミ and Sato, Hiromi}, journal = {生活科学研究, Bulletin of Living Science}, month = {2015-03-01, 2015-03-30}, note = {本稿は埼玉県東部の越谷市に鎮座する越ケ谷久伊豆神社の御燎祭、大沢香取神社の御備社と県北東部の久喜市に鎮座する鷲宮神社の夏越大祓祭、加須市に鎮座する玉敷神社の初春祭の祭礼に伝えられる奉奏神学の調査によるものである。実地調査で撮影収録した祭礼の神楽の映像や写真、神楽継承者への聴き取りから、神楽伝承の姿を視ることにより、現在における祈りのかたちについての考察を深めた。古くより大社である鷲宮神社に伝えられる土師一流催馬楽神楽と延喜式内社の古社である玉敷神社に伝えられる玉敷神楽は、江戸里神楽の源流とされるもので、両者は国の重要無形民俗文化財に指定されている。4社の神楽は記紀神話を演目の題材にしていることが共通しているが、時代の変遷に伴う変容はもとより、神社の歴史的経緯や神社の社格や規模、伝承形態の変遷などの影響で、各々の神楽伝承者や伝承形態、神楽形態、(舞、神楽面、装束、採り物,囃子など)の特徴に差異があることが明らかに視られた。これらの神楽伝承の姿を通して、現在における祈りのかたちをみることが出来た。拙稿は現在の神社行事(祭礼)にみる祈りのかたちについての継続考察の一環である。}, pages = {151--162}, title = {祭礼の神楽にみる祈りのかたち : 越谷久伊豆神社御燎祭・大沢香取神社御備社・鷲宮神社夏越大祓祭・玉敷神社初春祭の奉奏神楽から}, volume = {37}, year = {} }