@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00003081, author = {Harada, Shinichi}, journal = {情報研究, Information and Communication Studies}, month = {2009-01-01, 2010-01-25}, note = {多民族で構成されるシンガポール人の母語の多くは、華語または中国語方言(福建語、潮州語、広東語等)、マレー語、タミール語であるため、英語は、民族間同士のコミュニケーションを司るリンガフランカとしての機能を担っている。シンガポールの英語は標準英語とシングリッシュの二種類に分類され、シンガポール人は状況によってこの二つの英語を使い分ける。本稿では、筆者による調査結果と、シングリッシュや言語政策(Speak Good English Movement)に関する調査結果を基に、二つの英語に関して社会言語学の観点から考察した。その結果、標準英語は公式な状況で使用される高変種で、シングリッシュは非公式な状況で用いられる低変種という二つの変種が異なる役割を持ち併存するダイグロシアの関係にあり、状況に応じて使い分けされることが明らかになった。近年、シンガポール政府はシングリッシュの排斥を試みているが、多くのシンガポール人がシングリッシュに対してアイデンティティーや愛着を感じており、このダイグロシアの関係は今度も続いていくと思われる。}, pages = {69--81}, title = {The Roles of Singapore Standard English and Singlish}, volume = {40}, year = {} }