@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00003255, author = {川合, 康央}, journal = {情報研究, Information and Communication Studies}, month = {2002-01-01, 2011-02-23}, note = {This study is specifying the space constitution elements which forms an image of streetscape by picture of sequential streetscape. The study area are Nishino-cho, Motoyoshi-cho and Sueyoshi-cho as 3 peculiar streets in urban center of Kyoto. The study method specifies gaze elements and compares gazing level and pixels. As a result, in Nishino-cho, there are few gaze elements to the other streets, and in Motoyoshi-cho, gaze elements spreads, while in Sueyoshi-cho, the gaze concentrates on a specified element. As nature of high gazing elements, the elements of signature, difference of color, and front line elements is made. \n 近代化に伴う都市開発によって,我が国の街並みの様相は劇的に変化してきた。伝統的街並み景観を有していると云われてきた京都においても例外ではなく,市街地中心部の街並みは,景観に対する配慮のなされていない建築物も少なくない。一方,京都市では,これまでの開発か保存かの二項対立から最適解を模索しつつ,近年多くの景観整備に関する施策が新たに打ち出されている。本研究では,京都市祇園地区において,開発と保存の軋轢の中で夫々の景観形成過程を経てきた隣接する3つの街路が,如何なる街路景観を作り出しているのかを,明らかにする。  快適な景観を形成するには,街並み全体に連続性・統一性があり,且つ個々の場所に特徴性・複雑性のある計画が必要である。しかし,過度に連続性の強いものは均質空間となりやすく,特徴性の高いものは散逸した印象を与える。これらの街並みは様々な空間構成要素の集合で成り立っており,人間はこれらを主に視覚情報から得て,空間を認識している。また,それら街並みの視覚情報を,人間は歩行等の移動に伴うシークェンス空間として経験している。  そこで本研究では,特に注視を促す空間構成要素に着目し,連続的に変化するシークェンス空間において,これらを抽出することで,街並みのイメージを形成する要因の一つである空間構成要素を明らかにする。さらに注視を促す空間構成要素の基本的性質を,心理実験で用いた代替視野画像の分析から解明することによって,これからの街並み整備における,空間構成要素の誘導手法等の在り方に関する基礎的知見を得ることを目的とする。}, pages = {13--26}, title = {シークェンス空間における注視を促す空間構成要素の情報エントロピー}, volume = {28}, year = {} }