@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00000335, author = {今野, 義孝 and 水谷, 徹 and 星野, 常夫}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of The Faculty of Education}, month = {2001-12-01, 2009-10-15}, note = {今日,わが子への虐待が大きな社会問題になっている.本研究では,特に母親によるわが子への虐待の早期発見と早期教育について文献研究を行った.その結果,母親によるわが子虐待は,母子間の歪んだ愛着関係によって形成された内的ワーキングモデルを介して世代間伝達されることが示唆された.一方,わが子虐待の世代間伝達を克服できた母親は,周囲からの社会的サポートに恵まれており,過去を語ることによって自分を癒すことが可能であった.また,妊娠中から胎児への愛着形成を支援してもらう機会に恵まれていたことが示唆された.このような知見から,わが子虐待の危険性は,妊娠中には既にある程度予見可能であることが示唆された.また,わが子虐待の予防に向けた早期教育として,胎児への愛着形成の援助の重要性が示唆された.更に,こうした知見を踏まえて,「とけあう体験の援助」を用いた支援プログラムを紹介した.}, pages = {105--117}, title = {わが子虐待の早期発見と早期教育に関する考察 : 母子の愛着形成とわが子虐待の予防}, volume = {35}, year = {} }