@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00003760, author = {Minton, David}, issue = {2}, journal = {文教大学国際学部紀要, Journal of the Faculty of International Studies Bunkyo University}, month = {2000-02-01, 2011-02-24}, note = {音のない詩は音のない音楽のようなものである。この論文は“poetry is music”(「詩は音楽である」)とはどういうことかを論じたものである。'music'とは「ミューズ(詩の女神)の」という意味である。つまり、詩とは詩人の神秘的体験であり、もともと神話を題材にした劇の形をしていた。仮面やコスチュームをつけて歌ったり、演奏したり、踊ったりした。'verse'(韻文・詩歌)とか'strophe'(ギリシャ劇のコロスで歌う歌)という言葉の語源もこのことと関係しており、どちらも輪を描いて踊ること、つまり「廻る」という意味から来ている。小論では古代ギリシャの踊りとパリ島の踊りとを比較し、詩がその効力を発揮するためには、朗唱がいかに大切かを例証しようとした。また小論で論者はシェイクスピア劇に出てくる歌を詳細に分析しその神話的な内容、および16世紀から20世紀までの作曲家たちがつけた曲についても論じた。それらの歌はどのような演劇的内容をもっているのか。作者が意図したことを、正確にそして効果的に実現するためには、それらの歌が役者や歌い手によってどのように解釈されるべきか等々。小論で扱った作品は『十二夜』、『ハムレット』、『お気に召すまま』、『あらし』および『真夏の夜の夢』である。}, pages = {129--139}, title = {Music In Shakespeare}, volume = {10}, year = {} }