@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00004177, author = {川崎, 衿子}, journal = {研究紀要, Annual Reports of Studies}, month = {2000-12-01, 2012-01-13}, note = {わが国の洋風住宅の普及および洋風生活の浸透の過程は、伝統的和風との対立、そして受容、調整の上で発達してきた。その過程においてアメリカ・プロテスタント各派から派遣された宣教師の伝道活動の影響が認められることは既に何回かの報告を重ねてきた。  多くの試練に耐えながらも、使命感に燃えた宣教師達は派遣先の各地で献身的に生活改善に取り組み、さらに西洋近代の精神をもって家庭観、家族観に新しい思潮を吹き込み、わが国の旧来の価値観に大きな革新をもたらした。宣教師館を開放し、そこでの生活様式を人々に積極的に展示して洋風生活への憧憬と羨望を引き出した。  明治・大正・昭和初期における宣教師来日の動向は、アメリカ・プロテスタント伝道史から概観すると次の2期に区切ることができる。第1期は明治開国前後からの1800年代の約30年間とされる。この時期には卓越した地位と能力をもつ宣教師が来日し、大都市を活動拠点として文明開化期のわが国の教育・文化面に多大な功績を残した。これに続く第2期はわが国では明治後半となる1900年代とされるが、この期に来日した宣教師達の多くは聖職階級ではない平信徒で占められ、彼らは自らの意志で海外伝道を求め、地方のキリスト教未開の地に拠点を定めた。  本報告では地方を伝道拠点とした宣教師達の活動に焦点を当て、彼らが洋風生活浸透に果たした役割を考察するものである。, 研究紀要 湘南キャンパス開設15周年記念号\nAnnual Reports of Studies in Celebration of the 15th Anniversary of Shonan Campus}, pages = {77--86}, title = {洋式生活を教えた人々(第3報) : 生活文化の伝道を担った来日婦人宣教師の姿勢}, volume = {44}, year = {} }