@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00000438, author = {磯山, 甚一 and イソヤマ, ジンイチ and Isoyama, Jinichi}, issue = {2}, journal = {文学部紀要, Bulletin of The Faculty of Language and Literature}, month = {2004-01-01, 2009-12-15}, note = {今回はロビンソン・クルーソー物語のなかでその島に住む人々が増えていったときに何が起きたのかを考える。そのための視点として、この物語に現れる様々な境界をめぐる言説をとりあげて、その言説によって表現される意識が今日のわれわれの境界意識とはかなり異質のものであることを確認する。その確認作業によって、われわれがこの物語を読むときにあまりにも今日的な意味を読み込んでしまうことの危険が明らかになるであろう。境界の例としては、陸地を隔て、人々を隔てる海が重要である。ヨーロッパ人ロビンソン・クルーソーとカリブ海の先住民カリブ族インディアンとの間の実際の境界、および相互の境界意識、島に定住することになったヨーロッパ人たちが島という政治体の内側において抱く民族的境界や宗教的境界の意識がある。}, pages = {17--47}, title = {カリブ海とロビンソン・クルーソー物語 (4)}, volume = {17}, year = {} }