@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00000449, author = {糸井, 江美}, issue = {2}, journal = {文学部紀要, Bulletin of The Faculty of Language and Literature}, month = {2003-01-01, 2009-12-15}, note = {147名の英語を専攻する大学1年生がBALLI(the Beliefs About Language Learning Inventory)の34項目の設問に答えた。BALLIとはHorwitz(1985,1987)が開発した調査方法で、それにより1)言語学習の難しさ、2)外国語の才能、3)言語学習の特質、4)コミュニケーション・ストラテジーと学習ストラテジー、5)学習者の動機と期待の5つの分野に大別される学習者や教員のビリーフを調べることができる。ビリーフとは単なる知識とは区別され、個人の長年の経験や環境によって作り上げられたもので、その内容が一般的に真実かどうかは関係のない個人的な意見や信念だと考えられている(Borg 2001)。今回の調査によって分かった学生のビリーフは主に以下のとおりである: 英語によりコミュニケーション能力をつけたいと思っており、そのためには間違いを恐れずに話すことが大切だと考えている; 発音の正確さは大切である; 文法や語彙を知ることがその言語を学習するということである; 英語を学習することで就職は有利になり、外国人との交流も深まる; 英語は繰り返し練習することが大切である。学生のビリーフは中学、高校での学習経験からの影響を受けているようで、ビリーフには矛盾が見られたり、ビリーフと実際の行動が一致していない場合もあるようだ。よりよい学習環境や学習プログラムを提供するために、教員はまず学習者のことをよく理解する必要があり、そのためにも学習者のビリーフを調べる調査は有効な方法のひとつといえる。}, pages = {85--100}, title = {英語学習に関する学生のビリーフ}, volume = {16}, year = {} }