@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00006700, author = {石川, 洋子 and Ishikawa, Hiroko}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of The Faculty of Education}, month = {Dec}, note = {実習生の教育課程,保育課程の理解と子ども理解,また今後の実習指導のあり方を検討するために,本学教育学部心理教育課程幼児心理教育コース4 年生52 名を研究対象とし,筆者が作成した保育課程を基に,主に「人間関係」に関わる事項を中心として,それへの気づきや保育者の実践について,質問紙調査を行った.「人との関わり」「思考・イメージ」「表出」「自立」の4 区分ごとに,実習生の気づきがあった割合を見てみると, 外側から見えやすい「自立」の項目や「人との関わり」に関する気づきは比較的高くなっていたが,子どもの気持ちや意図といった内面を読み取り,理解することは難しかったようである.「思考・イメージ」の項目に対する気づきは低く,実習生に,意識して子どものたちの言動やその意味や意図を推し測ったり,思考やイメージをふくらませる大切さを教えていく必要があると思われた. 印象に残った保育者の実践を記述してもらったが,「人との関わり」への援助に関する記述が4 区分中最も多くなっており,これは,実習生が気づきやすい領域と言える.この保育者の実践を多く記述したものに,「人との関わり」の各項目への自身の気づきも多いという結果も見出された.実習生に教育課程,保育課程の大切さを知らせ,その内容をていねいにチェックしていくこと,子どもの内的な気持ちや意図も含んだ子ども理解と保育課程の先を見通した保育者の実践をていねいに重ね合わせ,自分の将来への実践につなげていけるような実習指導の方策が重要であると言える.}, pages = {53--60}, title = {実習生の教育課程・保育課程の理解と子ども理解 : 「人間関係」に関わる事項を中心として}, volume = {49}, year = {2015}, yomi = {イシカワ, ヒロコ} }