@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00006727, author = {久保村, 里正 and クボムラ, リセイ and Kubomura, Risei}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of The Faculty of Education}, month = {2016-12-20, 2018-03-28}, note = {平面充填とは,空間として平面上に平面図形を隙間無く敷き詰めた状態のことであり,その図形から徐々に形態が変容していく表現をメタモルフォーシスという.平面充填からのメタモルフォーシスを用いた作家として有名なのは,マウリッツ・コルネリス・エッシャーであるが,彼がこの様な作品を作る契機となったのは,1936年に妻と一緒にスペインのグラナダにあるアルハンブラ宮殿を訪れ,そこのモザイク模様を見たことだといわれている.エッシャーはその後,1938年に平面充填図形のアイデアを元に,『昼と夜』,『空気と水Ⅰ』,『空気と水Ⅱ』という作品を制作し,成功を収めることとなった.平面充填図形の最も単純で基礎的なものは,単一ユニットの正多角形による平面充填であるが,この単一ユニットの正多角形による平面充填は,ピタゴラスによって証明され,正三角形,正方形,正六角形の3種類のみあることが確認されている.そのうち正六角形は,正三角形6つによって構成されているため,基本的な形としては,正三角形,正方形のみとなる.また複数種ユニットの正多角形による平面充填図形は,アルキメデスによって証明されており,全部で8種類が存在している.これらの平面充填形を基本に,加減・変形することによって,より複雑な平面充填形を作り,それを徐々に変容させることによって,平面充填からのメタモルフォーシスは制作される.}, pages = {133--153}, title = {平面充填からのメタモルフォーシスに関する考察 : 作品と政策}, volume = {50}, year = {} }