@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00006737, author = {中本, 敬子 and 小檜山, 佳代子 and 加藤, 理 and カトウ, オサム and Kato, Osamu and 手嶋, 將博}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of The Faculty of Education}, month = {2016-12-20, 2018-03-28}, note = {本稿では,総合的な学習の時間において生活や社会についての実際的な問題解決という実践に関わることが,学習する主体としての態度の形成にどのように影響するのかについて論じた.まず,豊富な文脈に埋め込まれた複雑な問題に対して教科等で学習した内容を活用することが子供達からは見えにくい教科等の学習の意義を見いだす契機となり得ることを指摘した.次に,容易には解決できない問題の集団での協同による解決過程で子供達の多様性が生かされることとなり,子供達が自分自身を個性を持って学習に取り組む主体としての自覚することに繋がることを指摘した.さらに,総合的な学習の時間を,問題解決の実践と知的な学習という2つの事柄が同時に進行する二重の場として捉えた場合,問題解決の実践の専門家としての外部講師と知的な学習の専門家としての教師がそれぞれの専門性を発揮することが,問題解決を通した学習の質を高め,主体的に学習に取り組む態度を育成することに繋がるであろうことを論じた.これらの議論を踏まえて,総合的な学習の時間において主体的に学習に取り組む態度を育成するために教師がなすべきことについて考察した.}, pages = {255--262}, title = {総合的な学習の時間における問題解決への取組みと学習に対する態度の育成の関係}, volume = {50}, year = {} }