@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007012, author = {田島, 耕一郎 and 浅野, 正}, journal = {生活科学研究, Bulletin of Living Science}, month = {2016-03-30, 2018-04-12}, note = {心理検査を用いて性格的な側面から将来の抑うつを予測しようとする試みはこれまでにも実施されてきたが、臨床群を対象とした研究では抑うつ体験と性格要因とが相互に関連し合うために明確な変数を指摘することが難しい側面がある。本研究では先行研究を基に抑うつの予測因子となり得るロールシャッハ変数を検討する事を目的として、Beck の認知理論とうつ病の認知モデルを概説した上で特定のロールシャッハ変数を認知理論の枠組みの中に位置づけた。次に、抑うつに繋がる非機能的態度尺度であるDASとの相関が実証的に示されているTCI/NEO/IPSM/MPI の各心理検査に示される性格要因を概観し、それと内容的に類似していると思われるロールシャッハ変数を検討した。その結果、先行研究の8 変数に加えて新たに11 変数が抑うつの予測因子となる可能性があると考えられ、今後の非臨床群を対象とした実証的な研究の必要性が示唆された。}, pages = {79--87}, title = {抑うつを予測する性格要因としてのロールシャッハ変数の検討 : 非機能的態度との関連から}, volume = {38}, year = {} }