@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007015, author = {木島, 恒一}, journal = {生活科学研究, Bulletin of Living Science}, month = {2016-03-30, 2018-04-19}, note = {本研究ではストレス関連の疾患として神経症を取り上げ,治療経過における神経症患者のストレス・マネジメント能力の改善の有無を,コーピング・スキルという観点から検討した。対象は都内A 精神科クリニックの外来受診患者9 名で,その治療経過をみるために,ストレス・コーピング・スキル尺度(SCSS)を平均21.4 か月の間隔をおいて2 度施行した。その結果,次のことが示唆された。2 回目のSCSS では,“環境の変化への迅速な適応”のコーピング・スキルが有意に上昇することが認められた。またパーソナリティ特性としてのコーピング特徴について検討するために,Carver et al. のCOPE を実施したが,COPE では有意な変化は認められなかった。第1 回目の検査は初診時ではなく,すでに治療が進んだ段階で実施されたものであることから,“環境の変化への迅速な適応”以外のコーピング・スキルやコーピング特徴に変化が認められなかった可能性が考えられた。今後は、1 回目の調査時期を初診時などに一律に定めて治療経過におけるコーピング・スキルの変化について検討する必要があろう。}, pages = {107--113}, title = {神経症患者におけるコーピング・スキルの変化}, volume = {38}, year = {} }