@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007028, author = {飯沼, 和希 and 神田, 信彦 and カンダ, ノブヒコ and Kanda, Nobuhiko}, journal = {生活科学研究, Bulletin of Living Science}, month = {2016-03-30, 2018-04-25}, note = {本研究では、アイデンティティ感覚に対する従来のアプローチの問題点を指摘し、アイデンティティ感覚を「アクチュアリティ」とGendrin(1962)の体験過程理論、フォーカシングを用いて考察することで、指摘した問題を克服するための「直接体験的なアイデンティティ感覚」概念を提案した。直接体験的なアイデンティティ感覚はアイデンティティの原体験であり、「わたし」がわたしであるという実感である。それは個人にとっての生活上で感じられる素朴な体験であり、アクチュアルな体験としての感覚と体験を意識化・象徴化したものであるとした。またこの感覚は、体験のうちに「地」化されたものがすでに意識化された感覚を手がかりに「図」化されていくことで実感されるものであるとし、自己や自身の生き方に対して「しっくり」くる感覚として、プロセス的に感じられるものであると結論づけた。}, pages = {201--206}, title = {アイデンティティ感覚に関する一考察 : 直接体験的なアイデンティティ感覚}, volume = {38}, year = {} }