@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007043, author = {佐々木, 唯}, journal = {生活科学研究, Bulletin of Living Science}, month = {2017-03-30, 2018-04-26}, note = {本稿は、歴史的居住地における長屋の改修モデルとして2016年に開設した学童保育所を事例に取り上げ、伝統的建築を活用して福祉転用するための要件と住教育の課題を明らかにするものである。学童保育所としての利用を通して、建築の使われ方の問題を明らかにし、子どもの生活体験と住生活の学びに関わる住教育の役割と課題を検討した。 伝統的建築の福祉転用は、高齢者に伝統的建築での生活体験があるために有用性が認められるが、児童にはその生活経験がなく、地域の資源を活用する役割として住教育の重要性が指摘できる。伝統的な建築の空間特性を理解することによって、住み方の工夫とその心地よさを伝えることが住教育であり、児童の経験する生活体験は地域の人材育成につながる。児童の生活の場として、建物を有効に活用するため、指導にあたって住教育の視点を考慮することが望まれる。}, pages = {31--40}, title = {生活の場としての児童福祉施設における住教育の課題 : 伝統的建築を転用した学童保育所を事例として}, volume = {39}, year = {} }