@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00000707, author = {久保村, 里正 and クボムラ, リセイ and Kubomura, Risei}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of The Faculty of Education}, month = {2010-12-01, 2011-01-27}, note = {本研究は先行研究である「造形要素の組み合わせによる造形メソッドの確立と高度メディアリテラシー教育への応用」と,「造形要素のディジタルアーカイブと,その利用による教育および作品評価システムの構築」によって示された,課題を研究の契機としている.これらの研究で開発した基礎造形教育法は,教員と学生の資質・能力に影響を受けにくいカリキュラムとして,一定の教育効果が確認されている.しかし実際に基礎造形教育法を運用した際に,具象的表現志向の高い学生にとって,造形メソッドとの親和性が低く,能力差ではないものの表現志向の違いによって,教育効果が変わってくるのではないかという事例が出現した.そこで本研究では,実際に授業で作成された学生の作品を元に,表現志向との関係を分析し,以下のような結論が得た.①具象形が出現するのは,個人の嗜好による部分が大きい.②具象形を志向する者の中には一部,心象・イメージを追求し,デザイン的な計画性を軽視する傾向が見受けられる.③具象形が出現する割合は,課題の難易度と具象形との親和性によるところが大きい.}, pages = {33--47}, title = {基礎造形教育法における表現志向の影響}, volume = {44}, year = {} }