@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007079, author = {佐藤, ひろみ and Sato, Hiromi}, journal = {生活科学研究, Bulletin of Living Science}, month = {Mar}, note = {本稿は埼玉県加須市の玉敷神社神楽、久喜市の鷲宮土師一流催馬楽神楽の追調査によるものである。玉敷神楽、催馬楽神楽については拙稿で既に概観しているが、今回はとくに神楽舞における祓いと清めの視点から舞の順路(舞筋・舞地)と採り物について、伝承者の聴き取りにより考察を深めた。また両者と同様に出雲流神楽の流れを汲む神奈川県厚木市の垣澤社中の相模神代神楽も含めて比較考察した。舞の順路の図式化と採り物を比較分類することにより、舞については東西南北中央(陰陽五行の六合)を順路とした四方固めが基本であることが明らかである。また古来は呪具であり神の依代であった採り物については、幣、鈴、扇、笹、榊、竹葉、弓矢、鉾、剣、太刀、鏡、珠、竿等であり、これらは記紀神話に大半が初見され、現在に伝えられていることが窺えた。神楽舞の祓い清めと祈願の視点から舞筋と採り物を通して、今に伝わる祈りのかたち(姿)の一端を窺うことが出来た。}, pages = {11--21}, title = {神楽舞に視る祓いと祈願 -舞筋(舞の順路)と採り物から : 玉敷神楽・土師一流催馬楽・相模神代神楽の事例を通して}, volume = {40}, year = {2018}, yomi = {サトウ, ヒロミ} }