@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007085, author = {上村, 誠也 and 小野里, 美帆}, journal = {生活科学研究, Bulletin of Living Science}, month = {2018-03-30, 2018-07-26}, note = {発達初期の自閉症スペクトラム障害(ASD)児と保護者における共同注意・コミュニケーションの成立を支援することは、「関わりづらさ」の解消や育児不安の軽減につながる。そこで、「家庭訪問型支援」を通して、ASD幼児と保護者の共同注意・コミュニケーション支援の効果を検証した。結果、共同注意が成立する場面が増加するとともに、保護者からの発話を模倣する場面がみられるようになった。支援においては、児の興味・関心に沿ったやりとり機会の設定や、共同注意の成立する場面を増やすことの重要性が示された。あわせて、児の働きかけに対して保護者が応答的に応じることや保護者の働きかけ方や関わり方についての具体的な助言を行うことで、保護者の関わりが児のコミュニケーション発達の「足場かけ」としての機能を果たすことが示された。これらの積み重ねは、保護者自身の「関わることができた」というポジティブな経験につながっている可能性がある。}, pages = {73--81}, title = {自閉症スペクトラム障害幼児への「家庭訪問型支援」による発達支援(2) : 保護者の働きかけの変化と共同注意の成立過程-家庭課題記録の分析を通して}, volume = {40}, year = {} }