@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007086, author = {高井, 和夫}, journal = {生活科学研究, Bulletin of Living Science}, month = {2018-03-30, 2018-07-26}, note = {子どもの体力向上施策が展開される中,自律性や共感性をはじめとする非認知スキルについて認知スキルとの関連性に注目が寄せられ,その貢献要因として身体活動量,基本的な動きの習得,及び多様な動きの調整の役割に焦点が当てられている.本研究では,幼児期の調整力の発達と心理社会的発達の関係性を説明する上での実行機能の役割について検討した.年少児〜年長児までの244 名の幼児を対象として,養育環境,調整力,心理社会的発達,及び実行機能の各要因を反映する調査用紙に保護者による回答を求めた.心理社会的発達を目的変数に,調整力と実行機能を説明変数にパス解析を行った結果,幼児期の調整力は心理社会的発達と密接につながること,また内外の環境に対する主体的な調整には実行機能が中核的な役割を果たすこと,が示唆された.今後,運動技能と認知機能の連関の観点から,幼児期の心身の調整力を支える実行機能の機序について解明が期待される.}, pages = {83--93}, title = {子どものこころと体の調整力を支える実行機能の役割}, volume = {40}, year = {} }