@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007089, author = {髙橋, 珠州彦}, journal = {生活科学研究, Bulletin of Living Science}, month = {2018-03-30, 2018-07-26}, note = {道路の拡幅事業は交通需要の増大や周辺の過密状況打破のために実施されるが、沿道に居住する住民には移転や転業など多大な影響が及ぶ。そのため事業前後の土地や家屋の所有状況や住民の属性によって地域の状況は大きく変わる可能性を持つ。土地区画整理事業が行われなかった吉祥寺地区では、駅前商業地域において2つの府道拡幅事業が行われた。すでに多くの商店が立ち並んでいた当該地区では、沿道の住民に個別の対応が迫られた。沿道における貸家は地域内における旧来の住民か民間業者が所有する場合が多かったが、これらの違いは土地の所有権者の差異に影響を受けていたと考えられる。また、道路の拡幅事業によって商店の入れ替わりが生じることで他所出身者が新たに出店する契機にもなっていた。新たに出店した個別事例の分析からは、経験則や人的なネットワークが出店位置の決断や店舗の新築などに影響を与えていることが明らかとなった。}, pages = {113--123}, title = {昭和初期の道路拡幅事業と商業地域の拡大 : 東京吉祥寺地区における事業進展と個別商店の出店行動からの考察}, volume = {40}, year = {} }