@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007094, author = {南雲, 功}, journal = {生活科学研究, Bulletin of Living Science}, month = {2018-03-30, 2018-07-26}, note = {知識が外から内へという対象の概念化の結果であるのに対して、知恵を概念の対象化という内から外への現実化の能力としてみた。知識は、知恵により現実化し主体の目的が達せられる。本稿では知識を獲得する目的を、プラトン、ベーコン、自然哲学者の思想より探り、理性目的、感性目的、知性目的とした。しかし、獲得した知識は没目的的である。知の目的は様々であるが、知識も知恵も一つのものであり、知の両輪である知識と知恵の循環の中で、諸目的の調和が要請されるという視点を提唱する。この視点から現代社会を見ると、デジタル化の進展により、膨大な知識が蓄えられ、知識を増大させることですべてを解決しようとする。すべて知識のみで作動する機械に任せたほうが信頼できる場面も出現している。果たして、知識の活用のみで、現代の諸問題が解決できるのだろうか。}, pages = {161--166}, title = {知恵の研究(1)}, volume = {40}, year = {} }