@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007109, author = {髙橋, 珠州彦}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of The Faculty of Education}, month = {2017-12-20, 2018-06-29}, note = {井の頭恩賜公園は1917(大正6)年に東京市の郊外公園として開設された.今日,観桜の名所や都市観光地吉祥寺のシンボルとしても知られる同公園は,開設当初,杉や松などが鬱蒼とした景観であり,東京市民の健康増進や児童生徒の遠足行事としての利用が中心であった.東京市主催のラジオ体操会や東京鉄道局による小学生向けの運賃割引といった取り組みが盛んに行われる一方,公園の開設以降地域住民によって桜などの献木や喫茶店出店の出願が盛んに行われていた.井の頭公園は東京市内に開設された都市公園とは異なり,郊外の公園として当初から公園利用者の休憩設備の必要性が認められていたものの,限られた公園地内での出店行動は増加する来園者の通行を妨げるとの心配が出るほどの状況であった.こうした献木や出店行動によって井の頭公園の様相は変化し,昭和10〜20年代から桜名所としても紹介されるようになる.井の頭公園の観光資源化は,地域住民による積極的な関与によってもたらされた.}, pages = {45--61}, title = {地域住民の投資行動と井の頭恩賜公園の観光資源化}, volume = {51}, year = {} }