@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007114, author = {久保村, 里正 and クボムラ, リセイ and Kubomura, Risei}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of The Faculty of Education}, month = {2017-12-20, 2018-06-29}, note = {〔共通事項〕は,学習指導要領において主に色や形やイメージについての教育とされているが,内容の高度化・専門化を企図したものではなく,A 表現,B 鑑賞と同列に設けられている教科の内容ではない.しかし〔共通事項〕は専門的な内容を含んでおり,教員にとって,その内容を簡単にわかりやすく指導するということは困難である.また〔共通事項〕は,平成20年改訂の指導要領で新しく設けられた内容であるが,その指導については確立されておらず,標準的な指導の方法の確立が求められている.そこで小論では,美術教育における〔共通事項〕の標準的指導法の開発を視野に入れた調査を行った.結果,〔共通事項〕に関しては,苦手,やや苦手とする者の合計が20%に対して,得意,やや得意とする者が13%となり,苦手とする者の方が多いという結果となった.また,どちらともいえないという回答が60%と非常に高く,〔共通事項〕が全くわからない訳ではないものの,〔共通事項〕の指導の標準が分からないという現状が明らかとなった.また色についての教育は,全質問項目の中でも最も得意とする者が多い結果となった.これは色の指導に関しては,理論的な教育内容および指導が確立されており,指導がしやすいといった理由によるものだといえる.今後,〔共通事項〕の標準的指導法の開発に関しては,教員に対する理解が進んでいる色彩の教育を中心に行うのが望ましいと考える.}, pages = {113--121}, title = {美術教育における〔共通事項〕の受容と課題 : アンケートによる現状調査と分析}, volume = {51}, year = {} }