@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007124, author = {千葉, 聡子}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of The Faculty of Education}, month = {2017-12-20, 2018-07-04}, note = {文部科学省は若者の進路選択の先送りや未決定傾向の増大を問題視し,また出口指導となったこれまでの進路指導の反省から,新たな進路指導としてのキャリア教育を推し進めている.この変化は,学校での進路指導,職業選択指導の難しさを表しているとみることができるが,本稿では,その困難性は学校の構造が生み出したことを示し,さらに職業指導が開始された1920年代から既に指摘されていたこと,また1990年代後半の「夢追い型」指導の失敗などからも見出されるものと分析した.しかし現代社会は選択に価値を置き,学校教育も主体的選択の価値を教授していることから,この選択の困難性は乗り越える必要がある.本稿では困難から脱出するための可能性の一つを,サンスティーンが提示した,技術革新によるビッグデータの活用によって生まれた「個別化したデフォルト」に見出した.また,選択の意味を既存のものとはせずに問い直すことと,今後予想される爆発的技術革新が学校や教育を変える可能性に注目することの必要性を提示した.}, pages = {223--238}, title = {学校の構造と職業選択、そして技術革新 : 職業選択の在り方を「個別化したデフォルト」が変える可能性}, volume = {51}, year = {} }