@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007126, author = {豊泉, 清浩}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of The Faculty of Education}, month = {2017-12-20, 2018-07-04}, note = {本稿では,ヤスパースにおける「自由」概念を考察することを通して,道徳教育における道徳的価値としての自由の意味を探る.ヤスパースにおける自由の問題は,基本的に実存的自由の解明にあり,自由は責任を伴う.また自由は,権威を伴うことによって真実である.さらに,自由についての論考は,平和政策との関連で見ると,政治的自由が保障されることによってのみ実現する. ヤスパースにおける「自由」概念についての思惟は,民主主義国家であるわが国において,多様な価値観の中から,国民が自らの自覚によって選択して決断するという観点から,道徳教育にも関連する.それゆえ本稿の目的は,ヤスパースが自由の問題をどのように考察していたかを明らかにするとともに,その思惟がわが国の学校における道徳教育,とりわけ道徳科にいかなる示唆を与えるかを探ることにある.}, pages = {257--268}, title = {ヤスパースにおける「自由」概念に関する一考察 : 道徳教育との関連において}, volume = {51}, year = {} }