@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007137, author = {川口, 良 and カワグチ, リョウ and Kawaguchi, Ryo}, issue = {1}, journal = {文学部紀要, Bulletin of The Faculty of Language and Literature}, month = {2015-09-16, 2018-04-02}, note = {本研究では、大学院の「演習」の授業における討論場面を録画・録音したデータを談話分析の対象として、日本語を母語とする日本人学生と中国語及び韓国語を母語とする留学生によって、どのようなインターアクションが行われているか観察し、記述した。談話展開やスタイルに基づく「逸脱」部分に着目し、そこでどのような相互行為がなされているか、非言語行動を含めて分析した。その結果、日常会話の話体を用いるというスタイルの「逸脱」によって、当該場面が生き生きと描出され、参加者がその場面に入り込んでいく様子が確認された。日常会話によって共同構築された談話が、国を越えて事態を共有し、問題の理解を深めていくプロセスとなることが分かった。さらに、参加者同士がチームとなってその成員として発話するという現象も観察された。このようにして形成された「共感のネットワーク」(中田1991)によって、後半の「発表」談話には、参加者間の相互作用的な「討論」が構築されたと言える。}, pages = {1--36}, title = {日・中・韓接触場面における討論の分析 : 談話における「逸脱」に注目して}, volume = {29}, year = {} }