@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007142, author = {渡邉, 大 and ワタナベ, ダイ and Watanabe, Dai}, issue = {1}, journal = {文学部紀要, Bulletin of The Faculty of Language and Literature}, month = {2015-09-16, 2018-04-02}, note = {本稿は、日本における『論語』受容のあり様について、郷党篇「厩焚章」の中国における伝統的解釈と、「厩焚章」を踏まえた落語「厩火事」を中心とする、日本の諸資料から窺える解釈との比較を通じて、考察を加えたものである。検討を通じて、中国において、『論語』郷党篇「厩焚章」は、旧注、新注の別なく、所謂「重人賤畜」説を基調として解釈されてきたのに対し、日本では、「重人賤蓄」と直截に割り切る事へのためらいが認められることを確かめた。また、中国では、『論語』を礼の書として読み、「かたち」まで学ぼうとしたのに対し、日本人において、『論語』はあくまでも孔子の「こころ」を学ぶための書であったという点にその『論語』受容の特徴的傾向を見いだした。}, pages = {146--90}, title = {日本における論語受容の一斑 : 郷党篇「厩焚章」を手がかりに}, volume = {29}, year = {} }