@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007145, author = {山川, 智子}, issue = {2}, journal = {文学部紀要, Bulletin of The Faculty of Language and Literature}, month = {2016-03-15, 2018-04-06}, note = {ヨーロッパの「民主主義の学校」とも評される欧州評議会がヨーロッパ統合にどのような役割を果たしたのか、直接・間接的な影響について、言語教育政策の視点から考察する。ヨーロッパにおいて通貨統合が可能になった背景には、自国の貨幣を手放しても、言語と文化の多様性は守られるという保障があった。これを陰で支えたのが、欧州評議会の言語教育政策であったと考える。しかし、欧州評議会に関する体系だった研究はそれほど多くない。本稿では、その原因を検討し、欧州評議会がEU とどのような関係を構築しようとしているのかを、Byram(2008)を参照し、言語教育政策を通して考察する。さらに、これら二つの国際機関の公用語に対する姿勢の違いを考える。ヨーロッパ統合の「ハード」面を担ったEU と、「ソフト」面を担った欧州評議会が、互いにバランスを保ちつつ言語教育政策に取り組んできたことを示し、「複言語・複文化主義」理解の深化につなげたい。}, pages = {1--21}, title = {欧州評議会 : ヨーロッパの「民主主義の学校」 : 「複言語・複文化主義」の背景にある理念とその課題}, volume = {29}, year = {} }