@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007152, author = {糸井, 江美}, issue = {1}, journal = {文学部紀要, Bulletin of The Faculty of Language and Literature}, month = {2016-09-01, 2018-05-26}, note = {理想とする可能自己と避けたい可能自己を詳細にイメージできることによって、人は目標に向かって動機づけられると言われている。教員を目指す学生にとって、いかに詳細な可能自己を描くことができるかは、課題の多い教育現場で働き続ける為に重要なことである。本論では、教員を目指す英文科の4年生、里子と明子(仮名)が長期的にどのように可能自己を形成していったのか、そして教員であった親の影響がどのように彼女らの可能自己の形成に影響を与えたのかを調査した。手紙形式のテキストと半構造化インタビューによるナラティブデータを分析した結果、キャリア選択や理想の教師像を描くことに教員であった親の存在が大きく関係していることが分かった。教員であった親は理想的教師の可能自己形成にも、避けたい教師の可能自己形成にも影響をあたえていた。教員を目指す学生も教員であった親も、その影響力に自覚的になり客観的、批判的に関係を見直すことが求められる。今後は可能自己の概念を使った質的研究を対象者を広げて取り組み、英語教員養成課程が抱える課題をより深く理解し、養成課程の改善につなげたい。}, pages = {39--57}, title = {英語教員を目指す学生の可能自己形成と親の影響}, volume = {30}, year = {} }