@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007160, author = {山川, 智子 and Yamakawa, Tomoko}, issue = {2}, journal = {文学部紀要, Bulletin of The Faculty of Language and Literature}, month = {Mar}, note = {欧州評議会が2001年に公開した文書Common European Framework of Reference for Languages(以下『参照枠』と記す)は、ヨーロッパの実状に合わせて作成されたが、その影響力はヨーロッパをこえている。この文書の鍵概念が、plurilingualism/pluriculturalismであり、欧州評議会の言語政策の理念でもある。 『参照枠』が公開された当時は、この文書自体が議論の的になっていた。やがて、この文書で紹介された概念(plurilingualism/pluriculturalism)が議論の的となった。日本では、この概念について本格的に議論される前に「複言語・複文化主義」という日本語訳が普及していた。 本稿では、この概念の日本への受容について考えるにあたり、日本でヨーロッパの概念が翻訳されてきた経緯の一端を振り返る。次に、ヨーロッパの概念が日本語の連想体系の中でどのように表現され、その概念がどのように現実化されることになるかを考察する。さらに、「複言語・複文化主義」という日本語訳が持つ可能性と限界を探り、今後への問題提起をする。}, pages = {1--23}, title = {ヨーロッパの概念を日本語にどう翻訳するか : Plurilingualism / pluriculturalism概念の日本語訳をはじめとして}, volume = {30}, year = {2017}, yomi = {ヤマカワ, トモコ} }