@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007275, author = {福田, 倫子 and 岩佐, 友子 and 北嶋, 理恵子 and 小林, 敦子 and 高橋, 志保子 and 田口, みゆき and 二ノ神, 正路}, issue = {1}, journal = {文学部紀要, Bulletin of The Faculty of Language and Literature}, month = {2017-09-15, 2018-07-12}, note = {本稿では、文教大学生涯学習センターの講座である「外国人のための日本語講座」において実施する日本語教育実習のこれまでの取り組みについて報告し、また、実習の場としてどのような役割を果たしてきたのかを振り返ることで、今後の課題について検討した。まず、実習の実施に至った経緯、本学における講座実習の位置づけ、実習授業の概要、実習生が教壇に立つまでの流れについてなど、これまでの取り組みについて述べた。次に、実習生の卒業後の進路調査、現在の実習生の自己評価、卒業生へのアンケート調査を分析した。これは当講座が実習の場として実習生の学びに関してどのような役割を果たしてきたのかを明らかにするために行った。実習生の卒業後の進路では、進路が判明した者のうち6割以上が日本語教師になっており、講座実習が進路選択に影響を与えていると考えられる。現在の実習生の自己評価では、文化庁(2000)で示された「日本語教員として望まれる資質・能力」を参考に作成した設問に対し、実習に参加する前と現在を比較して自己評価をさせた。その結果、目に見えやすいスキルなどについては評価が高かったが、日本語教育の意義、言語学習のプロセス、学習者の興味など理論的な知識が必要なことや目に見えないことについては評価が低く、ここに一つの課題が浮かび上がった。また、卒業生へのアンケート調査からは、卒業後の人生において役に立った講座実習での学びについて、「大変だが得るものも大きい」「ほかではできない経験ができる」「将来、様々なところで経験が役に立つ」といった肯定的な評価がなされており、講座実習の活動は、実践-内省を繰り返す内省サイクルを自然に促し、成長に結びつく方式であることが示唆された。}, pages = {77--105}, title = {外国人のための日本語講座 : 実習の場としての役割に焦点を当てて}, volume = {31}, year = {} }