@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007352, author = {井上, 清子 and イノウエ, キヨコ and Inoue, Kiyoko and 町井, 富子}, issue = {別集}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of The Faculty of Education}, month = {2019-03-01, 2019-03-05}, note = {幼稚園実習におけるストレスとストレスコーピングについて明らかにすることを目的として,幼稚園実習(4週間)と保育所実習(4週間)を終えた大学4年生50名を対象として,各実習で感じたストレスの程度と行ったストレスコーピングについて,教育実習ストレッサー尺度(坂田ら 1999)とTac24(神村ら1995)を用いて質問紙調査を行った. 幼稚園実習においてストレス得点が高かった項目は,①実習ノートを書くこと,②責任実習を行うこと,③指導案を作成すること,④生活時間(睡眠,食事など)が普段と変わったり不規則になること,⑤体調に気を遣うこと,など対人ストレッサーよりも業務ストレッサーをストレスと感じる学生が多かった.幼稚園実習中よく使われたコーピングは,①「カタルシス」,②「肯定的解釈」,③「気晴らし」,④「回避的思考」であった.幼稚園実習のストレスの高さと「計画立案」「情報収集」「放棄・諦め」「責任転嫁」のコーピングに有意な正の相関がみられた.これらのことから,幼稚園実習という限られた期間のストレスフル・イベントに対しては,多くの学生が「カタルシス」「肯定的解釈」「気晴らし」「回避的思考」などの情動焦点型コーピングを行うが,より強いストレスを感じた学生はこれらのコーピングに加えて,「計画立案」「情報収集」「放棄・諦め」「責任転嫁」など問題焦点型のコーピングを行うようになるものと推測された.}, pages = {25--33}, title = {幼稚園実習中のストレスとストレスコーピングについて}, volume = {52}, year = {} }