@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007371, author = {千葉, 聡子}, issue = {別集}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of The Faculty of Education}, month = {2019-03-01, 2019-03-16}, note = {2019年10月に開始される消費税増税を財源とする3歳から5歳児の幼児教育無償化が2017年12月に決まった.教育に対する公的負担が少ない我が国であるが,少子化対策と人づくり革命を目的としてこの政策が決定された.その背景には,少子化対策の他,強力な要因として幼児期における非認知的能力育成の重要性の認識の広がりがある.本稿では,幼児教育への公費投入の社会的意義を社会的メリット,私的メリットの点から整理し,また今回の決定の大きな要因となった非認知的能力についての理解を深めた.また,幼稚園,保育所,幼保連携型認定子ども園の三つの施設で幼児教育は行われるという特徴の中で,小学校との接続の観点から三つの施設の統一性を高めるというもう一つの政策展開について,公的負担と非認知的能力の関連から批判的検討を行った.特に保育所の特徴である「養護」の機能と非認知能力育成との関係を検討し,さらに家庭がこの方向性とどのように関係するかについて考察した.}, pages = {211--221}, title = {教育投資としての幼児教育無償化の社会的意義は実現されるのか:幼児期における非認知的能力の育成と初等教育との接続で求められる教育環境}, volume = {52}, year = {} }