@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007372, author = {高井, 和夫 and 細矢, 咲紀}, issue = {別集}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of The Faculty of Education}, month = {2019-03-01, 2019-03-16}, note = {本稿では子どもの運動(遊び)と体育に関わる現状を踏まえた教育政策上の動向についての論点整理を通じて,幼小接続期における幼児・児童の体育指導に関するあり方について検討を試みた.その概要は次の通りである:①幼小の運動(遊び)と体育への学びを滑らかに接続する教育課程が明示されていること,②「遊び」と「学び」の接続において学習成果の先取りに陥らぬよう「幼児教育の基本」の位置づけが普遍であること,③「接続期」の幼児教育の質保障の議論において幼児理解と日々の教育実践の省察に資する振り返りと評価の実効性が示唆されること,④「接続期」の「遊び」と「学び」の事例から双方で発達と学習の特性で固有な「子ども理解」に基づく「援助」と「指導」が必要であること,最後に⑤運動(遊び)及び体育の学びには「学びに向かう力,人間性等」と共通する要素が含まれ,欧米を中心に認知スキルと非認知スキルの関連性を示唆する報告があること.すなわち,就学前の「遊び」と「学び」により培われた非認知スキルを基盤として,小学校体育における「心と体の一体性」,主体的な関わり,運動を通じた他者そして自己との対話・協同・相互作用といった「学び」は,その後の発達期における学習習慣や学校適応を支える「学びに向かう力,人間性等」と不可分かつ密接な関係性にあること.}, pages = {223--232}, title = {幼少接続期における学びと育ちをつなぐ運動(遊び)及び体育に関する研究報告}, volume = {52}, year = {} }