@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007417, author = {千葉, 聡子}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of The Faculty of Education}, month = {2018-12-20, 2019-03-26}, note = {本稿の目的は,2017年度に行った文教大学教育学部学校教育課程の学生を対象とした調査の分析から,文教生の特徴を明らかにするとともに,2009年度,2010年度に実施した同様の調査結果及びベネッセ総合教育研究所が2012年に行った調査結果との比較から,さらに文教生の特徴と変化を把握することにある.調査からは,第一に,文教生は8年前の前回調査と比較して,出身高校のタイプ,また大学を決定する理由に大きな変化はなく,教員になるという明確で強い目的を持っている特徴に変化はなかった.第二に,前回調査で明らかになった文教生の強さとしての特徴である,勉強以外の大学での活動を活発に行っている様子が弱まっていた.しかし弱さとして指摘した「大学の授業」や「自主的学習」への消極性には変化は見られなかった.第三に,しかし大学生活で身に付けた事柄では「知識の習得」,「研究方法・姿勢」領域の内容が上位にあがってきており,前回調査及びベネッセ調査との比較から認められた文教生の特徴が後退し,全国の大学生像に近づく傾向が見られたとともに,いくつか矛盾する様子も見出すことができた.また,最後に,この変化と矛盾の要因を,平成になって進められた大学改革との関連で考察するとともに,小学校学習指導要領の変化が文教生にもたらす一因ではないかという仮説を提示した.}, pages = {21--39}, title = {教員養成学部で学ぶ学生は小学校教育の変化と大学改革の間で何を身に付けるのか:意味を変えた文教大学教育学部生の強さと弱さ}, volume = {52}, year = {} }