@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007419, author = {豊泉, 清浩}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of The Faculty of Education}, month = {2018-12-20, 2019-03-26}, note = {本稿では,まずヤスパースがカント哲学をどのように理解していたかを考察する.その際,主に次の二つの著作を分析する.一つは『大哲人たち第1巻』(1957)の「哲学することを生み続けている創立者たち」という分類の中の「カント」についての論述である.もう一つは,論文「カントの「永遠平和にために」」(1957)である.主にこの二つの著作を分析することを通して,ヤスパースにおけるカント理解について考察する. その内容は,認識解明の構造としての感性と吾性のの関係,二律背反,批判的方法,理念と道徳的行為,思考法の革命と理性の限界,政治的歴史観,永遠平和論である.これらの考察を通して,ヤスパース哲学においてカント哲学がどのように受容され,どのような影響を与えているかを探る.それゆえ本稿の目的は,ヤスパースにおけるカント哲学の理解の仕方を,道徳的行為との関連において明らかにし,それを基にヤスパース哲学におけるカントの影響を探ることにある.}, pages = {49--61}, title = {ヤスパースにおけるカント理解に関する一考察:道徳的行為との関連において}, volume = {52}, year = {} }